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ポルシェ整備 パナメーラ 970 冷却水漏れ修理

コートのボタンを外す事が多くなってきました。当社からほど近い公園の桜はつぼみが大きくなりもうすぐ開花の装いです。楽しみです!

さて今回のポルシェ修理は、パナメーラになります。車検点検整備でご入庫頂きました。故障の少ないイメージのパナメーラですが、デビューしてから数年が経ち、距離数の伸びと共に少々の劣化や傷みが目についてきました。

 

設計の基本レイアウトが似ている為にカイエンとそっくりのエンジンですが中身は別物です。排気量が大きい事も有りますが、非常にパワーのあるエンジンです。私的にはV8エンジンと言えば928が直ぐに頭に浮かんでしまいますが、同じV8でも全くフィーリングが違い、パナメーラのV8エンジンは吹け上がりが軽いというのが第一印象でした。

 

さて、点検を進めていきますと少し前にご紹介した事例と同じ故障が発生していました。ラジエターホースの冷却水漏れです。ホースから滲み出した冷却水の流れた跡がしっかりと残っていました。現状はたいした事がなく見えますが、症状の悪化は加速度的に進みますので今回は早期発見が出来た事になります。

 

こうしてしっかりと点検を受ける事がお出掛け先のトラブルを防止する最大の予防法になりますので、車検の取得だけを目的とするユーザー車検やクイック車検がお勧め出来ない理由がここに有ります。

 

ではまた次回です。

ポルシェの修理、車検整備はマリオットマーキーズへ!
https://www.porsche-seibi.jp/
tel:03-5600-2710

ポルシェ整備 970 パナメーラ ホーン交換

前回の引き続きになります。冷却水漏れの他にホーンの不鳴りが有り、どちらもフロントバンパーの脱着作業を要しますので、同時進行で作業を進めて行きました。

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ホーンは低音と高音の音色に分けて響かせる事で遠くまで音が飛ぶようになっています。片側だけしかならないと、なんとも腰砕けな音に聞こえます。メーカーが音質を拘っている面も有るかと思います。

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高音側と低音側のホーンは左右に振り分けられて取り付けされています。音が前に飛ぶようにラッパの部分が進行方向真っ直ぐに取り付けされていますが、走行中の水やホコリが入り易いという面も有る為、ホーン自体の故障が少なく有りません。交換した時は少し角度を変えてあげると長持ちする場合が有ります。

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前回の記事でご紹介したラジエターホースです。ゴムホース部分だけの部品設定は無く、この形でデリバリーされて来ます。ジョイント部分は樹脂製になりますので、劣化が進むとヒビ割れなど起こす可能性が有る為にこういったタイミングで交換しておくのがベストでは有ります。

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漏れている箇所はやはりホースに編み込まれている糸から染み出している状況でした。

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前回も書きましたが、今後増えて行く事例になると予想出来ます。やはりポルシェは専門店で点検や整備を行う事をお勧めします。こういった事に気が付かないで走行を続け、出先で立ち往生とならない為にもです。

ではまた次回です。

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ポルシェ整備 970 パナメーラ 冷却水漏れ修理

本日は雪が降り、寒い一日となっています。皆様、体の調子を崩されませんように。

さて今回は970 パナメーラのご入庫です。車検点検整備でご来店頂きました。パナメーラは油脂類やブレーキ等の消耗品や定期交換部品をケアする位で故障の少ない車種のイメージが強いのですが、車検3回目ともなりますと少々の故障が見受けられるようになって来ました。

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車検点検を進めて行きますと、フロント側に位置するラジエターホースから冷却水漏れが発生している事が分かりました。乾燥して結晶化した冷却液がビッシリと付着しています。流れた痕跡も見られますので、滲みの域では有りません。状況からするとホース自体の劣化が原因のようです。

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冷却水のホースは内圧力に耐えなければなりませんので、ゴムが伸び過ぎない様にホース内側のゴムと外側のゴムとの間に糸が入っている構造になっています。ホースを輪切りに切断すると断面に糸が見えます。今回の状況としては、ホースが経年劣化で痩せた事によりホースバンドの締め付けが緩んだか、内側のゴムが硬化してヒビ割れを起こし、糸を伝って冷却水が染み出てきてしまっていると思われます。乾燥するほどの時間を掛けての事ですので恐らく糸から漏れている方が濃厚です。

ホース交換を行えば修理は完了しますが、沢山の冷却水ホースが使用されていますので今後も同様の漏れが発生してもおかしくは有りません。定期的にチェックする事をお勧めしました。今後、増えて行く事例になって行きそうです。

 

ではまた次回です。

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