汗はかいてしまいますが、好きな季節がやってきました。今年は梅雨が遅れているのか雨が少ないですね。それともこれからなのか・・・・。いずれにせよ梅雨が明ければ本番ですので楽しみです。
さて今回は996T 996のターボになります。フューエルフラップ(燃料給油口の蓋)がドアロックを掛けても開いてしまうとの事で診断をしていきますと、ロック用のプッシュロッドが飛び出して来ない事を確認しました。しかし、システムテスターを使用して作動チェックを行うと作動音は聞こえてきます。状況確認をるのにフラップロックソレノイドを外す事にしました。
ソレノイドは、チャコールキャニスターの奥に位置しますので、キャニスターの脱着が必要となります。
ソレノイドを外してみると一目瞭然でした。ロッドの付け根が破損し外れてしまっている状況でした。修復も厳しい状態ですので、ソレノイドを交換する事になりました。
フューエルフラップにロックが掛からないとガソリンの盗まれ放題になってしまいます。(今どきガソリンを盗む輩がいるのかは何ともでは有りますが・・・・。)不安を引きずるよりは、高額な部品では有りませんのでしっかりと直してしまうほうがお薦めです。
ではまた次回です。
ポルシェの修理、車検整備はマリオットマーキーズへ!
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ゴールデンウィーク真っ最中ですね!ポルシェでお出かけされているオーナー様も多いかと思います。楽しんだ後はしっかりメンテナンスをポルシェにしてあげて下さいね!
さて今回は996ターボになります。乗っていてやたらうるさく、また不快な振動のようなものがボディーに伝わってくるとの事で診断を進めていきますとエキゾーストマニホールド(エキマニ)の辺りから排気漏れしている音が聞こえてくるのですが、見た感じはそれらしい箇所が見当たりません。
排気ガスの臭いもかなり感じますので確かに排気漏れしているはずと、鏡などを使用し隅々まで確認をいていくとようやく見つけました。エキマニパイプ集合部の上側に大きなクラックが入っていました。
それがこのクラックになります。
溶接接合部分が剥がれている感じです。
溶接をし直して修理も考えましたが、長持ちしないかもしれない事と社外品も同様と考え純正エキマニをお勧めしたところ、これはオーナー様も同じ考えでしたので話は即決定となりました。入荷したエキマニを並べてみるとかなりの対策がなされ、より丈夫に作成されている事が分かりました。
よく見ると等長もより正確に取られているのも分かります。より丈夫に、より性能が向上された部品がデリバリーされているという事になります。(新しい車両のデーターが逆にこういったところにフィードバックされているんです)
ではまた次回です。
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