マリオットマーキーズポルシェ整備スタッフブログをご覧いただきありがとうございます。
今回はポルシェ993 車検整備のご依頼です。
不動になってしまったとの事でレッカーにてご入庫いただきました。
いつもご利用頂きありがとうございます。
早速点検を進めます。
まず灯火類は点検できるので灯火やワイパー等の点検を行います。
特に異常は有りません。
次にエンジン不動のトラブルシュートを行います。
イモビライザー付きなのでまずはクランキングするかチェックします。
クランキングできるのでイモビライザー系のトラブルでは無い様です。
dmeリレーも定番でありますが、分解し作動点検等行いましたが異常はありません。
基本的な部分で点火しているかどうかの確認を行い問題ありませんでした。
残るは燃料系でdmeリレーからの電源がポンプまで来ているのでポンプ不動が原因だとほぼ確定です。
念のためポンプを直してみたところ回ろうとはしますがしっかり回りませんでした。
下回りの点検では以前オイル漏れの修理をさせて頂いていますので特に漏れはありません。
消耗品、フューエルポンプの見積もりをしてご納得頂き作業を行います。
まずフューエルポンプの交換を行います。
フューエルポンプは車体下側にあります。
カバーを外して取り外していきます。
少し狭いですがなんとか取れます。
パイプやホースを外し後は元に戻して後ほど漏れの確認です。
オイル交換はオイルタンク、エンジン側から抜いていきます。
エレメントはオイルタンク下、エンジン本体の下側の見えにくい部分にあります。
交換が終わったら油量調整を行い、暖機している間にガソリン漏れ、オイル漏れのチェックを行います。
漏れが無いのでカバーを取り付け、ワイパー等交換を行い、暖機が終わったところで油量を確認し試運転を行います。
試運転にて異常が無いので作業完了となります。
今回は不動車整備でしたがせっかくの愛車が不動になってしまっては勿体無いのでぜひ定期的な点検をおすすめいたします。
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今回はポルシェマカン車検整備でのご依頼です。
気になるところは特に無いとのことでしたが長く安心して乗られる事を考えて車検点検整備を行っていきます。
まず室内、灯火の点検を行いエンジンルームの点検を行います。
エンジンルームはかなり綺麗な状態でした。
走行距離や年数などからエンジンオイルやベルト周り等消耗品の提案をさせていただきました。
上から見る限りではオイル漏れは無いので、下回りの点検を行います。
下回り点検ではオイル漏れ、各部アームのブーツ切れやブッシュ切れがないかを確認していきます。
オイル漏れ等はありませんでしたがフロントアッパーアームブッシュに切れがあったのでお見積もりし、お客様からご了承頂けたので作業していきます。
オイル交換など行いながらベルト交換を行います。
マカンのベルト交換はフロントバンパーを取り外し、ラジエーターなどをずらさないと作業スペースが有りません。
手間は掛かりますがサラッと外して交換していきます。
次にフロントアッパーアームの交換を行います。
この部分はよく亀裂が入りやすい部分で交換にはサスペンションを取り外さないと交換できない車種もありますが今回の車両は取り外さずに交換できました。
交換後はノーマルポジションで締め付けを行います。
作業後にはオイルレベルの測定や足回りの作業を行い走行テスト。ハンドルのズレ等を調整し問題ない事を確認し作業完了となります。
今回は新しい年式の車両でしたがその様な車両でも生産時の個体差やユーザー様の使い方などで劣化度合いが変わり、早めにオイル漏れなどを起こしてしまう事もあります。
まだ新しいから…などというのも一つの目安としては良いと思いますが、まず点検を行う事で更に安心して車をお使いになれると思いますので是非弊社へご相談ください。
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今回はポルシェ911の991型、車検整備でご入庫いただきました。
弊社では996、997等のお客様が多いのですがここ数年でだいぶ991や992に乗られている方にご入庫して頂く事が増えてきました。
まず車検整備に必要な箇所の点検を行います。
車検を受けるにあたって灯火や足回りのブーツ、ブッシュ切れ等保安基準に適合しているかどうか確認していきます。
今回の車両は特に灯火や足回り、外装など保安基準不適合箇所はありませんでした。
エンジン周りを見ていくとオイル漏れはありませんでしたが冷却水漏れがありました。
その他はブレーキパッド、ローターの摩耗がありましたのでご提案し御了承頂けましたので作業に入ります。
まずブレーキパッド、ローターなどの作業を行い次に冷却水漏れなどの作業を行います。
991はリアフードを開けただけではエンジンルームをほとんど見る事ができません。
ですのでコンパーメントファンやリアウイング等を外しリアバンパーを外す作業をします。
ポルシェは外す前提で作られているものは全て外しやすい様になっています。
しかしボルトの本数はかなり多いのでわからなくならないように作業します。
ここまでくるとエンジンも丸見えなので作業がしやすくなります。
エンジン中央部に見えるのがエアクリーナーBOXになります。
水漏れ修理と同時にエンジンオイル交換も行います。
冷却水ホース繋ぎ目からの水漏れでしたのでホース一体で交換します。
同時にオイルフィルターを交換して逆の手順で組み上げます。
オイルを入れ、冷却水のエア抜きも行いオーバーヒートしないか等確認をする為試運転を行います。
特にポルシェ911は冷却水のエアかなかなか抜けず、結果オーバーヒートしやすい車両なのでエア抜きは慎重に行います。
もう一つ気をつけなければいけない所としてエンジンオイルレベルです。
量に対してかなりシビアなので微調整しながら規定値に合わせていきます。
全ての作業で問題ありませんでしたので作業完了となります。
車の調子は悪くないけど、自分の車のコンディションはどうなんだろう…など車の事で少しでも気になる場合は是非弊社にご相談ください。
なかなかすっきりしない天気が続いております。この辺りで快晴を見たいですね。
今回は996カレラの車検点検でご入庫頂きました車輌になります。良く整備されているのが分かる状態で、車輌のコンディションは全体的に悪くないのですが、何故か変なところが見逃されていました。受付時に気になる点は無いか聞いた時にエアコンの臭いは少し気になっていると言った程度でしたが、点検を進めて行くと驚きの状態を発見です。何故かこうなるまで交換をされなかったエアコンフィルターです。これは臭いの原因にもなります。
下側が新品になりますが、こうして並べてみますと汚れ具合がどれだけのものか分かると思います。外気を車内に導入する際、ホコリやゴミ、虫などの侵入を防いでくれるエアコンフィルター。非常に高性能なフィルターの為にフィルター類の中では少々高価な部類になります。交換後は臭いもかなりおさまり、風量も若干上がりました。相当な目詰まり状態でした。
その他、ロードテスト中に気になった点が有りました。エンジンの振動が大きく感じましたので整備をお勧めしたのがエンジンマウントの交換です。エンジン本体の振動というのはかなりのもので、車体全体を揺らします。それを緩和してくれているのがエンジンマウントになります。レーシングカーの様に緩和させる部分が無い車は常人にはとてもじゃないですが乗っていられません。
こちらがポルシェ996のエンジンマウントになります。基本的には993のものと同じです。これがまた、997、991へとモデルが進化して行くと共に、このマウントも進化をします。
続きは次の機会に。
ではまた来週です。
ポルシェの修理、車検整備はマリオットマーキーズへ!
https://www.porsche-seibi.jp/
tel:03-5600-2710
今日は墨田川の花火大会が開催されます。天候にも恵まれましたので、見に行く方は楽しみな時間ですよね。交通規制が掛りますと渋滞が発生しますので運転には気を付けて頂きたいと思います。
さて今回は久しぶりに986ボクスターです。車検点検整備でご入庫頂きました。点検を進めていきますと、最近の王道とも言える箇所がやはり傷んでおりました。
こちらは何度かご紹介しております、ショックアブソーバーのバンプラバーですね。完全にちぎれてしまっていました。まだかろうじて残っていますが、もう少ししたら完全に砕けて無くなってしまいます。そうなるとショックの底突きを防止出来なくなるほか、ショックのシャフトにゴミが溜まり放題になり、ショックのオイル漏れを招く事にも繋がりますので、いい事無しです。早期の交換をお勧めしています。
こちらはドライブシャフトのブーツになります。見ると今にも切れそうな状態でした。これが切れるともう大変です。シャフトは回転していますので、内部グリスを放射状にまき散らします。
ブーツを交換する為には、ドライブシャフト本体の脱着が必要になります。交換作業でブーツにほんの少しだけ力を入れたら、やはりブーツは直ぐに裂けてしまいました。もう限界にきている証拠ですね。
ブーツが切れたままで走行を続けてしまうと、グリス切れをおこしドライブシャフトジョイントを傷め、最悪の場合はドライブシャフトをアッセンブリで交換しなければならなくなってしまいます。非常に高価な部品ですので、早めの対処が余計な出費を防ぎます。今回はタイミング良く、傷みの発見と対応が出来た良い例となりました。
ではまた次回です。
ポルシェの修理、車検整備はマリオットマーキーズへ!
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3月も半ばに差し掛かり、日中は暖かい日が増えてきましたね!もう少しでコートを脱いでもよくなりそうですね。
さて、引き続きの996カレラになります。下の画像はご存知の方も多いとは思いますが、冷却水のリザーブタンクになります。こんなにも変色してしまっており、ところどころヒビが確認できました。時期に冷却水漏れを起こすであろうと予測できましたので、この機会に交換です。樹脂製ですので新しいうちは柔軟性も手伝い、上下する水圧に対応できますが時間が経ち硬化が進むとヒビが発生し、いつかはそのヒビが耐えられなくなり穴が開きます。
こちらはオイル漏れが発生していたエンジンタペットカバーです。シーリングをし直す作業になります。三か所づつ穴がありますが、スパークプラグを脱着する穴になります。
タペットカバーの穴に刺さる樹脂製の筒でプラグホールチューブなどと言われます。筒に取り付けされるグリーンとレッドのOリングによりシールされ、スパークプラグをオイルから守ります。996の前期モデルのエンジンに取り付けされています。後期エンジンはカムハウジングの形が変更され、この筒が廃止されています。
プラグホールチューブを通り、スパークプラグをねじ込んで取り付けた後、イグニッションコイルを差し込んでいきます。
取り外したスパークプラグの碍子部分は消耗が見られましたので、交換をします。取り付けされていたのはベル社製でしたが、個人的にはボッシュ製をお勧めしたいです。あくまでも個人的意見ですよ!経験上ではボッシュの方が製品が安定していると思います。
あとはその他に交換をする部品も含め、全てを組み付け後にエンジンを車両に戻していきます。ようやく作業完了となります。
ではまた次回です。
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ポルシェ カイエン 車検でご入庫頂きました。
車検でご入庫頂きました。単純にカッコいいです!
ポルシェ整備 986 ボクスター 車検整備でご入庫頂きました。
ポルシェ整備 カイエン 車検点検整備でご入庫頂きました。
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