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ポルシェ 996T 冷却水漏れ修理です

台風が足早に過ぎてくれたので良かったですよね!雨量はかなりのものでしたが時間が短かったせいも有りお預かりしていた車両に被害は無く安心致しました!

さて今回は、996ターボです。駐車場に色の付いた池が出現したとご連絡が有り、詳しく聞いてみますと冷却水でる事が分かりました。ひとまずお水を足して頂き、そのまま下から水が出て来ないとの事でしたので道のりは遠くない事もありまして自走にてご来店頂きました。
お車をお預かりして症状の確認をする為に工場へ入れたのですが、しばらく経っても冷却水が漏れてきません。
はて?お話しではそうとうな量の漏れだったはずなので、危険と思いエンジンは掛けないでいたのですが、このままではどうにもなりません。次の手としては加圧テストを実施してみました。すると僅かに冷却水が一滴落ちてまいりました!確認をするとウォーターポンプからでした。ただ気になるのは一晩で池になる程の量では無いという事です。

現実、漏れて来ているので当然、交換作業が必要です。漏れてくる量の程度を考え車両を移動する事は構わないと考えましたので、お水を補充して念の為にラインのエアー抜きをする事にしました。(エアーが入っていると冷却水を吹きあげてしまう事が有ります)
エアー抜きも完了し保管場所へ無事に避難が完了しました。後は部品が入荷するのを待つだけです。めでたし、めでたし。

明朝。

池が出現・・・・・・・。

なるほど。謎が解けました。エンジンが冷える過程で一番漏れる量が多いという事な訳です。熱の膨張率が違う金属が組み合わさって出来ているのがエンジン。一番の差が出る時に冷却水が最大に漏れて来ていたのですね。
当然、水圧が掛ってますので余計に出てくるわけです。なかなか考えさせられた事例となりました。

謎が解けたら、修理に掛ります!!
メインマフラーを外すとウォーターポンプが丸見えになります。
DSC_2822

交換が完了した画像です。近づくとより分かりやすいかと思います。
DSC_2823

こちらはサービスショット。なかなか見れないと思います。ターボチャージャーのタービンです。
DSC_2825

ウォーターポンプもタービンのようにフィンを回転させて冷却水を圧送しています。エンジン回転中は常時仕事をこなしている働き者なんです!
DSC_2820

また、来週です。

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tel:03-5600-2757


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