車検点検整備でご入庫頂きました、ポルシェ カイエンです。冷却水がもの凄く漏れるのとあまーい感じの臭いがするので合わせて修理をとご依頼頂きました。甘い臭いは冷却液(LLC)の特徴でも有ります。
早速点検開始です。オーバーヒート防止とどの位不足しているのか知る為にも、まずは不足した冷却水を満たさなければなりません。この場合は、水道水のみを入れてみます。ジャンジャンと注いでいきます。するとどこからかじょぼじょぼと水が垂れる音が聞こえてきました。エンジン下側を覗くと滝のように冷却水が出てきました。出所を探っていくとインテークマニホールド下の辺りからの様です。
インテークマニホールドを外していくと、エンジンVバンク中央に3本の黒いパイプが出てきます。これは冷却水が流れるラインです。
更に診て行きますと、ラインパイプに見事なクラックが入っています。ここから冷却水が漏れている事が判明しました。前期のカイエン(V8モデル)はラインパイプが樹脂で出来ていました。パイプは冷却水が熱くなったり冷たくなったりを繰り返し、内圧も上がったり下がったりを繰り返していますので疲労が溜まり易くまた、Vバンクという熱のこもり易い場所も影響して樹脂の劣化(疲労)が進みます。
現在は新しい部品を取り寄せると画像のようにアルミ製のパイプが届きます。対策部品として供給がされる訳です。これなら再発は無くなりますね!
V8エンジンでは有名な事例になっています。まだまだ症状が出ていない車輌も沢山有りますが、ほぼ確実に訪れる事ですので車検や点検、近辺修理などのタイミングで早めに対策をしてしまうというのも有りかと思います。
また、次回です!
ポルシェの修理、車検整備はマリオットマーキーズへ!
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台風が足早に過ぎてくれたので良かったですよね!雨量はかなりのものでしたが時間が短かったせいも有りお預かりしていた車両に被害は無く安心致しました!
さて今回は、996ターボです。駐車場に色の付いた池が出現したとご連絡が有り、詳しく聞いてみますと冷却水でる事が分かりました。ひとまずお水を足して頂き、そのまま下から水が出て来ないとの事でしたので道のりは遠くない事もありまして自走にてご来店頂きました。
お車をお預かりして症状の確認をする為に工場へ入れたのですが、しばらく経っても冷却水が漏れてきません。
はて?お話しではそうとうな量の漏れだったはずなので、危険と思いエンジンは掛けないでいたのですが、このままではどうにもなりません。次の手としては加圧テストを実施してみました。すると僅かに冷却水が一滴落ちてまいりました!確認をするとウォーターポンプからでした。ただ気になるのは一晩で池になる程の量では無いという事です。
現実、漏れて来ているので当然、交換作業が必要です。漏れてくる量の程度を考え車両を移動する事は構わないと考えましたので、お水を補充して念の為にラインのエアー抜きをする事にしました。(エアーが入っていると冷却水を吹きあげてしまう事が有ります)
エアー抜きも完了し保管場所へ無事に避難が完了しました。後は部品が入荷するのを待つだけです。めでたし、めでたし。
明朝。
池が出現・・・・・・・。
なるほど。謎が解けました。エンジンが冷える過程で一番漏れる量が多いという事な訳です。熱の膨張率が違う金属が組み合わさって出来ているのがエンジン。一番の差が出る時に冷却水が最大に漏れて来ていたのですね。
当然、水圧が掛ってますので余計に出てくるわけです。なかなか考えさせられた事例となりました。
謎が解けたら、修理に掛ります!!
メインマフラーを外すとウォーターポンプが丸見えになります。
交換が完了した画像です。近づくとより分かりやすいかと思います。
こちらはサービスショット。なかなか見れないと思います。ターボチャージャーのタービンです。
ウォーターポンプもタービンのようにフィンを回転させて冷却水を圧送しています。エンジン回転中は常時仕事をこなしている働き者なんです!
また、来週です。
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さあ、夏本番です!海へ山へサーキットへ、タフなポルシェで満喫ください!!
今回は少し前に書きましたウォーターラインホースの補足をさせて頂きます。ご入庫頂きました車両がご説明通りの状況にありましたので画像公開です!
ウォーターホースとパイプとの境の辺りに白く粉を吹いたようになっているのが漏れた後、乾燥したクーラントです。まだ薄っすらピンク色したところも見受けられますので現在進行形で有る事が分かります。こうなってしまうとポタポタと地面に垂れ落ちるようになるのも時間の問題となります。この状況で高速走行やスポーツ走行時にホースの限界がちょうど来たらと思うと怖いですね。今回はそうなる前に整備が出来ましたので、オーナー様も喜ばれていました!
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