あっというまの一年でした。今回が年内最後のブログとなります。今年一年間、お付き合い頂きましてありがとうございました。そして来年も続きます!
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では本題です。我々メカニックは良く見る光景でも、オーナー様が普段見られない箇所と言いますと車輌の下廻りやエンジンの内部が代表的ですね。今回は997カレラを例としてご紹介します。エンジンの内部はエンジンオイルや冷却水、ガソリンや空気と様々な物が対流しています。そしてオイルとガソリン、そして空気は燃焼室内で混ざり合い燃焼しきれない分はガスとして残ります。これがブローバイガスと言われるものになります。このガスは有毒の為に外に放出する事を禁じられている為、インテークラインに戻され再燃焼させて処理しています。
エンジン上側の中央が黒色で左右がアルミ色をした箇所が有りますが、これがインテークマニホールドと呼ばれる部分です。正しくはエンジンに向かって細く下に伸びている部分を「マニホールド」、上側の厚みが有る部分を「サージタンク」と言います。この形や大きさがエンジンの特性を大きく左右する事に成ります。
下の画像はサージタンク内部を撮影したものです。光沢が有るように見えるのはエンジンオイルのせいです。空気が流れるだけの所になぜオイルが?理由としては先程説明したブローバイガスと燃焼室からの吹き返しが主な原因です。ブローバイガスは気化した油分を多く含みますし、吹き返すガスも同様ですので、この様にオイリーな状況となります。どの車輌も多少のオイル溜まりが出来る程度は溜まっていますので、それが正常な状況と言っていいです。有る程度溜まったオイルはインテークポートに流れ込み燃焼されます。これがマフラーから時々出る白煙の正体となりますので、白煙は全く出ないものでは有りません。
勿論、ここにオイルが溜まる量には限度が有りますので白煙が出続ける場合は修理が必要になります。一般的にスポーツカーのオイル消費が多いのは各所のフリクションの軽減を図り、クリアランスを多く取る事により燃焼室にオイルが進入しやすく、燃やされてしまうのが主な理由になります。
それでは引き続きポルシェの情報をご紹介して行きますので、また来年も宜しくお願い致します!
皆さま、良いお年をお迎え下さい。
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