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ポルシェ車検修理トピックス

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ポルシェ整備 カイエン 故障修理

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ポルシェ カイエン 故障修理でご入庫です。

ポルシェ整備 986 ドライブシャフトブーツ

だんだんと気温が上がってきたようですね!もう少しで桜が咲く、あのいい季節がやってきます!待ち遠しいです。

 

さて今回は、ポルシェ986ボクスターです。画像は見た感じ異常が無いと思われるドライブシャフトブーツですが・・・。

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反対側も特に・・・・・・・・・・・。

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もう少し近づいてみると・・・・・・蛇腹ブーツの谷になっている所にヒビ割れが発生しているのがお分かりになりますでしょうか。

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さらに分かりやすく近づきます。

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こうなるとドライブシャフトブーツが切れるのも時間の問題です。経年により硬化してくるとこの様にヒビが発生して来ます。ブーツの中には沢山のグリスが詰まっています。切れると高回転でシャフトは回りますので、あちこちにグリスが飛び散ります。また、その後にゴミなど侵入してくるとドライブシャフトジョイントを傷め修理費用がかさみます。ブーツにヒビが入り始めたら早めの交換をお勧めしています。

最初の画像にもヒビ割れが確認できますので、もう一度上から見てみて下さい。

ではまた次回です。

ポルシェの修理、車検整備はマリオットマーキーズへ!
https://www.porsche-seibi.jp/
tel:03-5600-2710

ポルシェ整備 996 カレラ

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ポルシェ 996カレラ 車検整備でご入庫頂きました。

ポルシェ整備 タイヤは大事です!

この数日は冷え込みが厳しく、雪もちらほら降ったりとしておりますが、もう春も向かって来てくれていると信じ寒さに耐える私で御座います。

さて今回は走行とブレーキに大変重要な役割を担うタイヤのお話しです。ポルシェの様なスポーツカー、そして排気量が大きくビッグパワーエンジン車輌等は黙っていてもスピードが出ます。そして止まれるキャパシティーがなければ安全の確保は出来ません。では、ブレーキ容量を上げればいいではないか?答えは「NO」です。

加速時のグリップも制動時のグリップも路面に伝えるのはタイヤです。ブレーキの容量をオーバースペックに上げたとします。ブレーキを踏めば当然のようにブレーキディスクを強烈に停止させようとするわけですので、すぐにホイールがロック状態になりますよね。ここでタイヤの性能が悪い状態で有ればグリップしませんので氷上を滑るよに車輌は停止しません。つまりはホイールの回転を止めようとする力とグリップをして止めさせない力のバランスが取れていなければ車は安全に止まらないのです。

下の画像はもう限界のタイヤです。カメラのフラッシュが反射するほどに表面は硬化しています。また、溝にはヒビ割れも生じています。

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タイヤサイズも重要です。自動車メーカーやレーシングチームが時間を掛けてテストを繰り返すのがタイヤの選択です。太すぎてはパワーロスを招き、細すぎればパワーを伝え切れません。ホイールサイズもしかりです。膨大な量のデーターを揃えてその車輌に合ったサイズや空気圧を決めて行きます。

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路面温度によりタイヤ内部の空気圧は大きく変動します。一度、夏場に走行前と後の空気圧を測定してみて下さい。必ず驚かれると思います。そしてもしも自分の車のタイヤが下の写真のような状態だったとしたら、恐ろしくて運転出来なくなりますよ!

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止まるも走るもタイヤあっての事なんです。安全はタイヤから生まれると言ってもいいと思います。性能が良く高額なタイヤを選ぶ事に越したことは有りませんが、安くても新鮮な状態のタイヤを履いて下さいね!ネット通販の異常に安いのは駄目ですよ!ほとんどが古くて硬化し始めたようなのが多いですから。

ではまた次回です。

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ポルシェ 993 エンジン異音修理

2月も中旬を迎え、暖かい日も増えて来ているように感じます。もう少しの我慢で寒さとは離れられますね。

さて、今回は私の得意な空冷911です。(もちろん928も968も944もどんとこ~いですが!)車輌は993カレラになります。エンジンから「カラ~ン、カラ~ン」と鐘の音のような異音がするとの事で修理のご依頼を頂きました。音の感じからして予測が出来ましたので原因を掴むのにさほど時間は掛りませんでした。

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予測は的中でした。原因は911エンジンのシンボルでも有るクーリングファンからの異音でした!クーリングファンが収まるファンシュラウドとファンが干渉して異音となっていました。下の画像を良く見ますと干渉跡が有るのがお分かり頂けると思います。ファンとシュラウドのクリアランスは効率を上げる為にギリギリで設定されていますのでファン中央のベアリングにガタが発生すると、とたんに干渉してしまいます。これが異音の原因となります。

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勢い良く回転しているファンがシュラウドと干渉するとフィン部分は曲がってしまいます。ベアリングを交換すれば干渉は収まりますが、曲がったフィンでは回転時に唸り音が発生してしまいます。これはファンのバランスが崩れている事を意味します。つまりは変心して回転していますので、新しいベアリングを攻撃してしまい、また同じ事が起こってしまいます。ですので、ファンとベアリングをセットで交換が必要となります。

こちらはファンを取り外した状態です。シュラウド中央にはオルタネーターが収まっています。

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ファン自体は軽量で無ければなりませんので素材はマグネシュウム合金で作られています。それをシルバーに塗装し、クリアーを掛けて有ります。腐食防止ですね。昔はこんな時に好きなカラーに塗装して組み付けし、オリジナリティーを楽しんでいましたが、厳密に考えればファンの性能を落とす行為となってしまいます。

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新しいファンとベアリングを組み付け、異音も無くなりスムーズなファンの回転が蘇りました。シンボルが綺麗になった事でエンジンルーム全体の見栄えが激変しました!!

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では、また次回です。

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ポルシェ整備 996 カレラ

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ポルシェ 996カレラ 一年点検でご入庫頂きました。

ポルシェ パナメーラ エアサス修理

ここのところ本当に天気が不安定で、晴れてたのに急に雨になったり、雪が降ったりと予測がつきづらいですね。寒いのには変わり無いので早く温かくならないかと願うばかりです。

さて今回はパナメーラです。乗車しようとしたら、いつのまにか車高が落ちてしまっていたとの事でレッカーにてご来店頂きました。早速、診断です。入庫頂いた時は既にエアサスの作動は不能でしたので、まずは何とかリフトに載せて足廻りの点検です。オーナー様のお話しでは大きな段差を乗り越えた時に破裂音のようなものが耳に入った記憶が有るが、走行中の事で良く分からなかったそうです。そのようなお話しも我々には重要な情報源。車両をリフトアップしてすぐに分かりました。

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なんと、リフトを上げたらエアサスが外れてきてしまいました。

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通常はこの様に収まっているはずなんです。

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取り外して、新品と並べてみました。左側のエアサスを良く見てみますと破裂して破けています。

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これは車高をモニターしているセンサーです。車高が落ち過ぎてしまった為なのか、エアサスがパンクした時に壊れたのか、センサーのロッドが折れてしまっています。

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新品のセンサーと並べるとロッドが折れているのが分かりやすいと思います。エアサスが不動になった原因の一つです。

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エアサスとセンサーを交換し無事に復帰しました。今回はレアなケースではあると思いますが、やはり段差には気を付けるという事に尽きるお話しでした。

ではまた次回です。

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ポルシェ整備 996 カレラ

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ポルシェ 996カレラ 車検整備でご入庫頂きました。

ポルシェ整備 996 4s

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ポルシェ 996カレラ4S 一年点検でご入庫です。

 

ポルシェ 996 タペットカバーオイル漏れ修理

ここのところ暖かくなったり、冷え込んだりで不安定な陽気だな~と思っていたら、とうとう雪が降って来ました。量は大した事が無く安堵しましたが冷え込みが厳しいですね。早く温かい季節を迎えたいものです。

さて今回は、ポルシェ996 エンジンオイル漏れ修理です。水冷化したポルシェエンジンもオイル漏れが目立つようになって来ました。最も多い箇所は今回ご紹介のタペットカバーになります。シリンダーヘッドにはシール剤を塗布して取り付けされています。漏れを修理するにはカバーを脱着しシール剤を塗り直すしか有りません。

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こちらは作業を進めるに当たり必要となる部品です。オイルシールリング等のパッキン類が中心です。

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取り外したタペットカバーの裏側です。良くみるとカムシャフトのホルダーを担う箇所が有ります。シリンダーヘッドとの合わせ面にはパッキンが入れられない理由がここに有ります。ただの蓋では無いんです。また、ヘッドとカバーはマッチングされていますので、カバーだけの交換が不可能です。ペアーでの部品供給となっています。

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カバーを外したエンジン側です。

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こちらはオイルポンプです。カバーとヘッドに挟まれる形で取り付けされております。中心の突起はカムシャフトに刺さり回されます。左右バンクに付いています。

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バルブタイミングを調整する際にサービスホールとなる箇所のキャップです。カムエンドキャップなんて呼ばれます。キャップ裏を見ますとベースとなる金属にグリーンのラバーシールを成型させています。金属中央はくり抜かれ、キャップ中心部のゴムを破きツールで引っかけるようにして取り外しをします。

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こちらはプラグホールチューブです。スパークプラグは黒い筒の中を通り、ヘッドに取り付けされます。その後にイグニッションコイルが刺さります。水冷エンジンの前期はこの筒が付くタイプです。後期は廃止となりました。

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スパークプラグとイグニッションコイルです。作業で外す必要が有るのとコイルが新車時のものが付いており、いずれリークすると思われましたので、今回は交換をさせて頂きました。

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点火系のリフレッシュによりエンジンの吹け上がりが良くなり、オイル漏れも完治致しました!これで春の行楽シーズンもバッチリ楽しくドライブ出来ますね!!

また次回です。

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