ポルシェ整備 パナメーラ 一般整備
ポルシェ パナメーラ 一般整備で揃ってご入庫頂きました。
ポルシェ整備 986 ボクスター 車検 整備
ポルシェ 986ボクスター 車検整備でご入庫頂きました。
春を満喫する前に夏が来たのでは?と思わせるこの陽気。暑いくらいですね~。まあ、私には寒いよりは1000%マシなんですけどね!!
さて今回は、996のオイル漏れ修理です。エンジンとミッションの繋ぎ目の辺りに大きな滴が出来ており、かなりの量が漏れていました。このままですとフライホイールがオイルをまき散らし、クラッチディスクにオイルが染み込んでしまいかねません。修理が必要です。早速ミッションを外し、状況の確認を行います。996カレラはMTであればミッションだけを脱着する事が可能ですが、ティプトロニックはエンジンと一緒に脱着しなければならず、費用に差が出てしまいます。
外したクラッチ部品を点検すると問題は特に無く、ディスク残量も充分な事から再使用が可能ですので費用が抑えられました。フライホイールを外すとオイル漏れの原因が見えました。画像中央がクランクシャフト、その回りにクランクシールが取り付けされています。これが漏れの根源です。クラッチの粉により、またその廻りが黒ずんでいます。漏れたオイルがホコリやクラッチ粉を定着させこれがシールに噛み込むと更に漏れを促進させます。場合によってはクランクシャフトに傷を入れてしまう事も有ります。クランクシールはシャフトが回転する事で、かきだされるオイルを止める役割をしています。
患部をまずは洗浄してクランクシールを打ち替えます。純正でシールを挿入する専用ツールが存在しますが、これはあくまでも私個人の感想になりますが、少し癖が有るようで本当に真っ直ぐ均等に挿入出来ている時とそうでない時が有るのであまり信用が置けないかな~っと思っていますので、私は昔ながらの方法で挿入をしています。
こちらがクランクシールです。空冷時代のクランクシールよりも内側のシール部分が広く(長く)なり、挿入する際に内側へと巻き込む危険性が上がった為に新品には防止策として樹脂のカラーが付いて納品されます。
シールを打ち替え、クラッチを組み、ミッションを載せれば作業は完了です!
ではまた次回です。
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tel:03-5600-2710
ポルシェ整備 997 カレラ
ポルシェ 997カレラ 一年点検でご入庫頂きました。
すっかり春ですね~。一雨づつ暖かくなって行くのが分かります。
さあ今回は986ボクスターです。何度も冷却水を補充しているのにランプが点灯するとの事で修理のご依頼を頂きました。ご存知の通りボクスターはリヤトランクにエンジンオイルの入れ口と共に冷却水の補充口がありますね。画像の黄色いキャップがエンジンオイル。青いキャップが冷却水です。(現在、部品を取り寄せると現行車と同じ黒いキャップになります)黄色いつまみはオイルレベルゲージです。それらの廻りをウェザーゴムによりトランクルームとは仕切られています。理由は次の画像でも分かります。
こちらはトランクフード裏です。よく見ると水滴が付いているのが分かります。この様に蒸気が発生してしまった時にトランクルームとの間仕切りになるようになっているんです。この様な状態になるのは何らかの原因でキャップから冷却水が噴き出した時とキャップ下の黒いプレートを外すと見えるエアー抜きバルブの漏れが主な原因になります。
そして今回の症状の主な原因はリザーブタンク下側に亀裂が入り冷却水漏れを起こしていました。そして先程のトランクフード裏の水滴はエアー抜きバルブの漏れによるものと判明しました。故障が併発していた事になります。その他の冷却水ラインも点検し問題が無いことからリザーブタンク交換にて症状は改善されました。
ここからは点検中に気が付いた箇所になります。少し前にドライブシャフトの記事を書きましたが、見事にその症状をとらえた貴重な画像になります。(ちょっとテレビっぽく読んで下さい)
冷却水漏れの修理と共にこちらも修理をさせて頂きました。
こちらはフロントショックアブソーバーの画像です。オレンジ色をした部分はボロボロに砕けたバンプラバー です。そしてその下には力尽き、下へ落ちてしまったダストベローズの悲しい姿。
ゴミなどを噛みこんでショックのオイル漏れが始まる前や底突きをする前に修理をして頂けるようご説明させて頂き、こちらは次回の修理となりました。これからお出掛けにはいい季節になりますので、ポルシェのコンディションを整えて楽しいドライブを!!
ではまた次回です。
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ポルシェ整備 997 カレラS
ポルシェ 997カレラS 車検整備でご入庫です。GT3ルックでカッコいいです!!
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ポルシェ整備 986 ボクスター 車検整備
ポルシェ 986 ボクスター 車検整備でご来店頂きました。
桜が・・・・・・・・・・・・。散ってしまいます・・・・・・・・・・・・・・。
さあ、今回は少々懐かし車輌の部類になってしまいました、ポルシェ968です。924・944を経てエンジンをフロントに搭載した4気筒モデルの最終型になります。前後の重量配分を50:50にし、自動車を操る楽しみを教えてくれる1台です。
エンジンヘッドカバーからのオイルが激しく、ガスケット交換作業を行いました。カバーを空けてみるとエンジンオイルの色が染み付いてはいるもののスラッジのような物は一切無く、年式の割にはとても綺麗な状態です。これはオイル交換を定期的に行っている証拠です。また、良質のオイルを使用している証でも有ります。
カムシャフトにチェーンが掛っていますが、これはタイミングチェーンでは有りません。968はベルトを使用してタイミングを取っています。このチェーンは「バリオカム」という装置になります。いわゆる可変バルブタイミング装置ですね。エンジン回転数1500rpm~5500rpmで作動し、オーバーラップを多く取るようにさせる事で高回転仕様のエンジンにさせるわけです。
タペットカバーの裏側です。強度を出す為に格子状にハリが形成されていますね。フィンの様なものと考えれば、同時に冷却効果も有るように思うのですが、そこは正では有りません。
ん~、この時代のポルシェもいいですよね~。やっぱりポルシェはいいですよね~~~。
ではまた次回です。
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ポルシェ整備 996 ターボ
ポルシェ 996ターボ 冷却水漏れ修理でご入庫頂きました!
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