6月に入りましていよいよ夏本番ですね。暑さも増してきますので、先日はタンスの中身を半袖、短パンに入れ替えました。
さて今回はカイエンです。直噴エンジンとなったカイエンも年月が過ぎ、走行距離も多い車輌が見られるようになって来ました。当然のように様々な故障も出てまいります。インテークマニホールドを外されたカイエンエンジンです。
バッファロー?はたまたヤギ?の角のように伸びているのは冷却水のラインです。大きな穴はサーモスタットが収まり、ウォーターポンプ(W/P)で蓋をするイメージです。
作業のいきさつは冷却水漏れが有るとの依頼でした。点検をしていきますとパッと見た感じでは漏れ箇所が良く分かりません。加圧テストをすると確かに地面に冷却水が垂れます。まさかとは思いつつVバンクを覗き込むと・・・・・。いました。冷却水。このままでは修理する箇所が分かりませんのでインテークマニホールドを外して患部を確認です。
インテークマニホールドを外し、各部を点検して行きますと先程紹介しましたヤギの角?裏側より漏れているのを確認しました。同時にブローバイラインのオイル漏れも発生していた為にVバンクの底に水とオイルが混合して溜まっていました。
理由が分かれば修理も迅速に進める事が出来ます。患部箇所を外し、シールや部品の交換を行い組み付け後に再度加圧テストを実施。漏れて来ないのを確認してからエンジンスタート!その後走行テストと確認を何度も行います。
結果が良好でしたので整備は完了です。元気にオーナー様のもとへと戻って行きました。夏の暑い期間にオーバーヒートを起こさない為にも、今のうちに予防整備、点検をお勧め致します。
ではまた次回です。
ポルシェの修理、車検整備はマリオットマーキーズへ!
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tel:03-5600-2710
ポルシェ整備 996カレラ
ポルシェ カレラ 一般整備でご入庫頂きました!
ポルシェ整備 カイエン 冷却水漏れ
ポルシェ カイエン 冷却水漏れ修理でご来店です。
暑いです。夏です。私は汗っかきなので既に汗だくです。今年は暑くなるそうですので海に行くのが楽しみです。ポルシェも今の内にコンディションを整えて暑い夏に備えましょう!
さて今回は997カレラです。車検整備でご入庫頂きまして車輌をリフトアップしてみると、まず目に飛び込んできたのが冷却水漏れでした。ここは最近割と見かけるようになって来ました。ゴムホースの中には糸が編み込まれていまして圧力に対応出来るようになっています。ですが、経年の為にゴムが痩せてくるとホースバンドがどんどん締まって来ますので内部に亀裂が入ると糸に冷却水が染み込み外に出て来てしみます。量は少しづつなのでしょう、出てきては乾きを繰り返しますと画像のように結晶として跡が残ります。そしていずれは激しい漏れに発展して行きます。
こちらはウォーターポンプです。ゴムホース同様に漏れた跡が有ります。ただ完全に乾いており、現状では漏れが止まっている??ように見えます。何故かこの状態を良く目にします。心配では有るので交換をお勧めしましたが、今回は費用面から様子を伺う事にはなりました。
次は足廻りです。これも最近良く目にするようになりました、リヤのアッパーアームブッシュです。大きな亀裂が入ってしまっています。
もう少し寄った画像です。分かりやすいと思います。
最後にこちらは依頼が有りまして点検した箇所になります。マフラーからビビり音が出るという物です。異音は直ぐに確認出来ましたので原因も直ぐに分かりました。
その原因です。溶接部分に亀裂が入ってしまっていました。しかも一度直している形跡が分かります。大分多めに盛って有り、強度を増すようにしてあるようですが、恐らくうまく溶かしきれずに、ただ盛っただけ状態だったのではないかと思います。
もうこうなっては交換した方がいいという事で部品の手配を掛ける運びとなりました。
それではまた次回です。
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ポルシェ整備 996c 4S
ポルシェ 996カレラ4s 車検整備でご来店です。
ポルシェ整備 カイエン 一年点検 整備
ポルシェ カイエン 一年点検整備でご来店です。
ポルシェ整備 996 カレラ
ポルシェ 996カレラ 車検整備でご入庫頂きました!
前回に引き続き、ポルシェ 986ボクスターです。ティプトロニックオイル交換(オートマオイル交換)のご依頼を頂きましたので作業開始です!ミッション下の三角プレートとスタビライザーを外し、オイルパンの脱着を行います。オイル交換の他にフィルターの交換もお勧めしましたのでオイルパンの脱着が必要となります。ミッション下のプレートはリヤサブフレームの一部でも有るので車体からのテンションが掛っている為に脱着には少々コツがいります。
オイルを抜き、オイルパンを外すとAT内部が見えます。普段はこの中に大量のオイル(正しくはフルード)が入っています。
こちらは外したオイルパンです。黄色く見えているのはオイルの注入口になっている所です。エンジンを掛けながら注入をして行くのですが、規定の油面を出す為に注ぎ穴がその分上部に開いています。反対側の両隅には見えずらいですが磁石が置かれています。内部で発生した鉄粉を寄せ付ける役割です。非常に細かな鉄粉がビッシリと付着していました。触るとオイルと混じっていますのでハンドクリームのようになめらかな状態です。
そしてこちら、画像中央に位置しているのがATフィルターです。ここからオイルを吸い込み、フィルターを通ったオイルが各部へ圧送されて行き、オイルは落ちてくるようにオイルパンへと戻ってきます。
こちらはオイルパンとミッション本体との貼り付け面に取り付けるガスケットです。紙がベースになっていますが表面にはシーリング処理がされており、取り付けする時にガスケットがつぶされると共にシール剤も伸びてシール面が広がります。
オイルとフィルターを交換した事で、ミッション内部の作動状態が良くなり、なめらかな乗り味になるのが分かります。オイルも劣化をしますので、一概に走行距離が少ないからという理由で交換をしないのは良く有りません。劣化したオイルがミッション内部の部品に影響を及ぼす事も考えられます。未交換でしたら、お勧めのメンテナンスになります!!
ではまた次回です。
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ポルシェ整備 パナメーラ エンジン不調
ポルシェ パナメーラ エンジン不調でご来店頂きました。
この陽気ですと今年の夏は暑くなりそうですね。人間ドックならぬポルシェドックでコンディションの把握と暑くなる前に対策をしておく事をおすすめ致します!まずはマーキーズへGOです!!
さて今回は986ボクスターです。車輌は車検点検整備でご入庫頂きました。エンジンはオイル漏れの修理を行ったで有ろう形跡が見受けられ車検は問題無く合格すると予想出来ました。が、点検を進めて行くと逆にフィルター類やファンベルト等の消耗品と言われる物が限界を迎えていましたので交換作業となりました。幌を半開き状態にし、エンジン上部のフタを外します。次に普段はカーペットで隠れている座席シート後方のサービスプレートを外します。
こちらはエンジンのエアーフィルターです。圧縮エアーで清掃を行いましたが、全く綺麗になりません。これでは吸入空気効率は相当低下していると思われます。スポーツカーですので性能を発揮する為には大変重要な部分になりますね。
これがまた酷い状態でした。ファンベルト(ポリリブベルト)になります。右側の旧ベルトは亀裂が入り、いつ破損してもおかしくない状態でした。ベルトが切れると、パワステ・エアコンが効かなくなり、オルタネーターの発電も停止しますので、バッテリーが切れればその場で不動車となってしまいます。ですので定期的な交換が必要となる部品ですね。現在アフターパーツとして入手できる物は新車時の部品に比べ幾つかの対策がされており、もちが良くなって来ています。
最後の紹介はエアコンフィルターです。少々高価では有りますが、この汚れ具合を見て頂けますと交換が必要なのがお分かり頂けると思います。快適な車内を維持する為にも、定期的な点検と清掃、交換が重要です。
この様にマーキーズではポルシェのトータルメンテナンスを常に意識した内容で点検整備プランをご提供させて頂いております。ゴールデンウィークで活躍した後のリフレッシュを目的とするチェックもいいですし、これから活躍の場を控えて事前のチェックでも、ポルシェの事はマーキーズにお任せ下さい!!
それではまた次回です。
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