前回に引き続き、ポルシェ 986ボクスターです。ティプトロニックオイル交換(オートマオイル交換)のご依頼を頂きましたので作業開始です!ミッション下の三角プレートとスタビライザーを外し、オイルパンの脱着を行います。オイル交換の他にフィルターの交換もお勧めしましたのでオイルパンの脱着が必要となります。ミッション下のプレートはリヤサブフレームの一部でも有るので車体からのテンションが掛っている為に脱着には少々コツがいります。
オイルを抜き、オイルパンを外すとAT内部が見えます。普段はこの中に大量のオイル(正しくはフルード)が入っています。
こちらは外したオイルパンです。黄色く見えているのはオイルの注入口になっている所です。エンジンを掛けながら注入をして行くのですが、規定の油面を出す為に注ぎ穴がその分上部に開いています。反対側の両隅には見えずらいですが磁石が置かれています。内部で発生した鉄粉を寄せ付ける役割です。非常に細かな鉄粉がビッシリと付着していました。触るとオイルと混じっていますのでハンドクリームのようになめらかな状態です。
そしてこちら、画像中央に位置しているのがATフィルターです。ここからオイルを吸い込み、フィルターを通ったオイルが各部へ圧送されて行き、オイルは落ちてくるようにオイルパンへと戻ってきます。
こちらはオイルパンとミッション本体との貼り付け面に取り付けるガスケットです。紙がベースになっていますが表面にはシーリング処理がされており、取り付けする時にガスケットがつぶされると共にシール剤も伸びてシール面が広がります。
オイルとフィルターを交換した事で、ミッション内部の作動状態が良くなり、なめらかな乗り味になるのが分かります。オイルも劣化をしますので、一概に走行距離が少ないからという理由で交換をしないのは良く有りません。劣化したオイルがミッション内部の部品に影響を及ぼす事も考えられます。未交換でしたら、お勧めのメンテナンスになります!!
ではまた次回です。
ポルシェの修理、車検整備はマリオットマーキーズへ!
https://www.porsche-seibi.jp/
tel:03-5600-2710
ポルシェ 996カレラ ティプトロニック不具合でご入庫頂きました。ご入庫時はかろうじてパーキングポジションには入るものの、どこにシフトしても前進しか出来ない状況でした。ミッション内部に問題が有りましたので修理を行い、それぞれのシフトポジション機能を復帰させる事が出来ました。
Warning: Undefined variable $additional_loop in /home/marquis002/porsche-seibi.jp/public_html/site/wp-content/themes/site/tag.php on line 35
Warning: Attempt to read property "max_num_pages" on null in /home/marquis002/porsche-seibi.jp/public_html/site/wp-content/themes/site/tag.php on line 35
ポルシェ整備 スタッフブログ
カテゴリー
MENU LINE UP
- ■BOSCH Car Service
(BCS)認定ディーラー - ■外国自動車輸入協同組合(Faia)
正規ディーラー 指定工場 - ■国土交通省
関東陸運支局認証工場
第1-10912号 / 第1-11940号 - ■古物商許可番号
307739702610 - ■走行メーター
管理システム導入店 - ■財団法人
日本自動車査定協会
査定業務実施店 - ■社団法人
日本自動車公正取引協議会加盟店