ポルシェ故障 986 ボクスター 冷却水漏れ修理でご入庫頂きました。冷却水を補充すると直ぐに地面に垂れてくるという事で走行を避け、積載車にてご入庫となりました。車両をリフトアップし状況の確認を行います。アンダーカバーには漏れて残った冷却水が確認出来ました。
冷却水の漏れ跡が広範囲に見られます。漏れた量がかなり多い事が良く分かります。
原因箇所と判明したウォーターポンプです。ベルトの掛かるプーリー部分に黒い物が媚びり付いている状況です。これはベルトが解けて付着した物となります。プーリー軸にガタが発生して偏心するように回転していた為にベルトに負荷が掛かり熱を発生させていたと考えられます。また、冷却水もプーリー軸から漏れ出ている状態でした。
ベルトは解け跡の他に亀裂も入っていました。ベルト事態の劣化も有ったようです。
ベルトのガイドローラーも錆やガタ付きが見られましたので、ウォーターポンプの交換に合わせてベルト、ローラー、サーモスタットを同時交換し修理は完了です。
事例の多い修理では有りますので、故障が発生する前に何かのタイミングを見計らい、予防として先に交換しておくのも良いと思います。
ポルシェの修理、車検整備はマリオットマーキーズへ!
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tel:03-5600-2710
もう熱い位の陽気になって来ました。私の苦手な季節は完全に過ぎました!!ただ、梅雨寒というのも有りますので、気は抜けません・・・・・・・。
さて今回は996カレラ カブリオレです。私が一番好きなカラーでスピードイエローの996です。5月の連休中にお出掛けした帰り道で事件は起きてしまったそうです。
高速道路を走行中に冷却水ランプが点灯、その後エンジンルームから水蒸気が立ち上った為、直ぐに路肩へ避難したそうです。エンジン下には地面に冷却水の水たまりが出来たのを見て、直ぐにレッカーを手配しご入庫となりました。
ご入庫後直ぐに車輌をリフトに乗せて点検を行います。まずは冷却水を入れてみると・・・・・・・・・・・。もう見ての通りといったところです。ウォーターポンプのプーリー軸が完全にガタついていまい、軸穴に隙間が発生したところから、景気良く冷却水が漏れてきました。即ポンプ交換を行い、冷却水経路に加圧テストを実施し、他に漏れが無いか確認をした後に修理完了となります。
幸いにも被害が少なく済んだのは、高速道路の渋滞が始まってから症状が発生した事でした。これがもし、いいスピードで走行中に発生していたら・・・・・・・・・・・。考えるとちょっと怖くなります。
ではまた次回です。
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今週はゴールデンウィーク明けで大忙しのマーキーズです。
今回は987 ケイマンのご紹介です。ご入庫頂いた車輌は部分部分にラッピングが施しておりまして、締まった感じのイメージで「いいな~」と思わせるお車です!
エンジンからオイルが漏れているとのご依頼でご入庫頂きました。リフトアップを行い診断を行うと、進行方向右側のヘッドカバーからオイル漏れが発生しているのが分かりました。下の画像はエンジン上部のサービスカバーを外したところです。ギュウギュウですね。
作業を進め、ヘッドカバーを外したところです。エンジン内部を見て、メカもビックリの綺麗さです。オーナー様は大変この車輌を大事にされており、オイルメンテナンスをしっかりされているのが良く分かる瞬間でもあります。ご入庫時の受付でもポルシェの話で大変盛り上がり、このケイマンを大事に乗って行きたいという気持ちが伝わって来ました。
外したヘッドカバーを洗浄して、新旧の交換部品を並べた画像です。通常は僅かでもオイルの茶色いシミが残ってもおかしくないのですが、この通りヘッドカバーの裏はとても綺麗です。オイルも常に新しい物がいい訳では有りませんが、定期的に交換を行って行く事でエンジン内部をこの様に綺麗な状態で維持する事が出来ます。これは故障を予防する事にも繋がります。オーナー様もそれを意識してメンテナンスをされているようです。
診断をしている時に気が付いたのが冷却水漏れでした。ポタポタと垂れる程では無いのですが、滲みが進行しているようでしたので、こちらを合わせてお知らせしたところ、即答で修理のご依頼を頂きました。滲んでいたのはウォーターポンプです。下の画像は取り外したところですが、やはり綺麗な状態を保っていました。
こちらはその横に位置するサーモスタットが取り付けられる部分です。この辺りにも水垢のような物が沈殿していたり、冷却水のシミが強く残っていてもおかしくはないのですが、冷却水も定期的に交換されているのか?と思わせる程です。
オーナー様がいかに大事にされて乗っておられるかが分かるポルシェでした。我々も大事に大事に整備を行いました!次回のご入庫もお待ち致しております!
ではまた次回です。
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2月も、もう終わりですね。3月になれば日増しに暖かさが戻り、私の苦手な季節ともしばらくは離れられます。楽しみです。
さて今回も996カレラになります。オイル漏れや冷却水漏れが各所でかなり進行している状況でしたので、エンジンを降ろしての作業となりました。その中にウォーターポンプ交換が含まれますのでご紹介です。下の画像でいくと、ベルトが掛かっている箇所の一番左下の位置になります。
こちらの画像はすでに取り外した状態になります。ベルトが掛かるプーリーの軸にガタが発生しており、そこから冷却水漏れがありましたので交換となります。
こちらは取り外した物と新品を並べたところです。部品中央のプロペラのようなフィンで冷却水を圧送します。下側の黄色いフィンになっているのが新品です。樹脂のタイプから金属へと変更され対策がなされています。樹脂は時間が経つと冷却液の浸食により崩れが早く、フィンが無くなると冷却水の流れも無くなりオーバーヒートを引き起こします。時折、金属も浸食によりフィンが無くなっているものも見ますが、樹脂よりは格段に長持ちです。
こちらは組み付けた状態になります。これでエンジン内部の冷却水を勢いよく流す準備が整いました。エンジンを冷却する上では必ず必要な重要部品です。
この他にも作業は続きますので、ご紹介していきます。
ではまた次回です。
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ポルシェ996もデビューしてから、そろそろ20年を迎えようかというモデルですね。ただ、ポルシェが不思議なのは、未だどのモデルもバリバリ現役でいる事です!タフなんです。
今回はお客様からのリクエストも有り、ウォーターポンプの交換作業を行いました。最近、水温が高目な気がして夏が心配という事でした。冷却液の濃度やラジエター機能などにも左右されますが、まずは冷却水が循環しなければどうにもなりません。
車両年式からいっても、そろそろウォーターポンプの状態が気になります。しかし、外さないと確認も出来ません。そういった事をお打ち合わせした結果、安心する為にもポンプ交換をする事になりました。冷却水も新しくなりますので両得です。
作業途中で外すウォーターホースも同時に交換します。なかなか厳しい環境の中で機能していますので、さすがにくたびれて限界に近ずいていました。ここいらで引退をしてもらう事となります。
夏もポルシェが元気に走れるように、予防整備の一例をご紹介させて頂きました!
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