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ポルシェ 996 タペットカバーオイル漏れ修理

ここのところ暖かくなったり、冷え込んだりで不安定な陽気だな~と思っていたら、とうとう雪が降って来ました。量は大した事が無く安堵しましたが冷え込みが厳しいですね。早く温かい季節を迎えたいものです。

さて今回は、ポルシェ996 エンジンオイル漏れ修理です。水冷化したポルシェエンジンもオイル漏れが目立つようになって来ました。最も多い箇所は今回ご紹介のタペットカバーになります。シリンダーヘッドにはシール剤を塗布して取り付けされています。漏れを修理するにはカバーを脱着しシール剤を塗り直すしか有りません。

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こちらは作業を進めるに当たり必要となる部品です。オイルシールリング等のパッキン類が中心です。

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取り外したタペットカバーの裏側です。良くみるとカムシャフトのホルダーを担う箇所が有ります。シリンダーヘッドとの合わせ面にはパッキンが入れられない理由がここに有ります。ただの蓋では無いんです。また、ヘッドとカバーはマッチングされていますので、カバーだけの交換が不可能です。ペアーでの部品供給となっています。

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カバーを外したエンジン側です。

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こちらはオイルポンプです。カバーとヘッドに挟まれる形で取り付けされております。中心の突起はカムシャフトに刺さり回されます。左右バンクに付いています。

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バルブタイミングを調整する際にサービスホールとなる箇所のキャップです。カムエンドキャップなんて呼ばれます。キャップ裏を見ますとベースとなる金属にグリーンのラバーシールを成型させています。金属中央はくり抜かれ、キャップ中心部のゴムを破きツールで引っかけるようにして取り外しをします。

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こちらはプラグホールチューブです。スパークプラグは黒い筒の中を通り、ヘッドに取り付けされます。その後にイグニッションコイルが刺さります。水冷エンジンの前期はこの筒が付くタイプです。後期は廃止となりました。

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スパークプラグとイグニッションコイルです。作業で外す必要が有るのとコイルが新車時のものが付いており、いずれリークすると思われましたので、今回は交換をさせて頂きました。

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点火系のリフレッシュによりエンジンの吹け上がりが良くなり、オイル漏れも完治致しました!これで春の行楽シーズンもバッチリ楽しくドライブ出来ますね!!

また次回です。

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