今回はポルシェ整備に限らない事では有りますが、豆知識的な事を書かせて頂きます。
画像のエンジンはボクスター、ケイマンのタイプですが、911シリーズもほぼ同じ場所と形ではあります。サーモスタットが取り付けられる箇所になります。
ここにサーモスタットが入り、ハウジングで蓋をするようになります。
3枚目の画像がその完成形です。
ポルシェも全モデルが水冷式となり、17年が経過しました。もうすぐハタチです。
冷却配管の数も増え、形も様々変化し、数多くの対策が打たれて来ました。
場所や使用状況により工夫もされ一例としてはゴムホースの外周にナイロンカバーが付いている物等が有ります。
先ほどの完成形がこちらの画像です。取り付けホースを見て下さい。ホースの縁に黄色い点々が見えると思います。これはゴムとゴムとの間に織り込まれて入っている糸です。圧力が掛るホースは耐久性を持たせる為にこの様な作りになっています。外側に損傷が無くても、劣化やホース脱着時のやり方により内側に傷が入ると、この糸から冷却水が染み出てくる事が有ります。
ポルシェの修理、車検整備はマリオットマーキーズへ!
https://www.porsche-seibi.jp/
tel:03-5600-2757
ポルシェ整備 スタッフブログ
カテゴリー
MENU LINE UP
- ■BOSCH Car Service
(BCS)認定ディーラー - ■外国自動車輸入協同組合(Faia)
正規ディーラー 指定工場 - ■国土交通省
関東陸運支局認証工場
第1-10912号 / 第1-11940号 - ■古物商許可番号
307739702610 - ■走行メーター
管理システム導入店 - ■財団法人
日本自動車査定協会
査定業務実施店 - ■社団法人
日本自動車公正取引協議会加盟店