前回の引き続きになります。冷却水漏れの他にホーンの不鳴りが有り、どちらもフロントバンパーの脱着作業を要しますので、同時進行で作業を進めて行きました。
ホーンは低音と高音の音色に分けて響かせる事で遠くまで音が飛ぶようになっています。片側だけしかならないと、なんとも腰砕けな音に聞こえます。メーカーが音質を拘っている面も有るかと思います。
高音側と低音側のホーンは左右に振り分けられて取り付けされています。音が前に飛ぶようにラッパの部分が進行方向真っ直ぐに取り付けされていますが、走行中の水やホコリが入り易いという面も有る為、ホーン自体の故障が少なく有りません。交換した時は少し角度を変えてあげると長持ちする場合が有ります。
前回の記事でご紹介したラジエターホースです。ゴムホース部分だけの部品設定は無く、この形でデリバリーされて来ます。ジョイント部分は樹脂製になりますので、劣化が進むとヒビ割れなど起こす可能性が有る為にこういったタイミングで交換しておくのがベストでは有ります。
漏れている箇所はやはりホースに編み込まれている糸から染み出している状況でした。
前回も書きましたが、今後増えて行く事例になると予想出来ます。やはりポルシェは専門店で点検や整備を行う事をお勧めします。こういった事に気が付かないで走行を続け、出先で立ち往生とならない為にもです。
ではまた次回です。
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