ポルシェ車検 故障 修理 匠の技ポルシェ整備ファクトリー マリオットマーキーズ

お問い合せはこちら
ポルシェ車検修理トピックス

板金メールフォーム

キャンペーンバナー

ポルシェ整備 996 カレラ EXマニホールド

何だか暑さが戻ってくる見たいですね。天気の良くない日が続いていましたので、個人的には嬉しいです。

 

さて今回は、996カレラです。エンジンのオイル漏れ修理や部品交換作業をする際に、度々取り外しを行うエキゾーストマニホールド。略して「エキマニ」や「EXマニ」等と表現されます。エンジンに直接取り付けされているマフラーの部分ですね。近年は作業を行う時に時折、頭を悩ませられる部位となっています。

IMG_1655

 

エンジンとマフラーが接続される部分になりますが、黒くすすが付いているの箇所がエキゾーストポートです。その廻りに数箇所の取り付けボルト穴が有りますが、お分かりになりますか?穴が埋まってしまっています。

IMG_1656

 

これは上の画像の右側になりますが、よ~く見ますと埋まっている穴とそうでない穴が有るのが分かると思います。穴が埋まってしまっているところ、これが悩みの種の正体です。エキマニを外す為に取り付けボルトを緩めるとスルッといった感じでボルトが折れて、ネジ穴に残ってしまうんです。これを取り除くのが容易では有りません。メインの作業よりもこの処理の方が時間を取られる事がほとんどです。また、1本や2本で有ればまだ分かりますが本数が多いともう大変です。

IMG_1657

 

取り外されたボルトはこの様になります。エンジンはアルミ合金ですが、ボルトは鉄です。鉄は酸化が進行すると錆びを呼びます。アルミ合金も酸化が進むと粉の様な物が出て来るのですが、熱の膨張率が違う金属どうしが腐食しあうと溶け合うような状態になります。これが接着剤のようになりボルトが回らなくなるほど固着させてしまいます。

IMG_1659

 

あの手この手でボルトを折らずに外す工夫をしても、アルミ製の金属と鉄錆は強力に腐食しあい、同一化したようになり、逆に折ってしまった方がリカバリーが楽なんて事も有りますが、やっぱり折れない事にこしたことは有りません!この悩みは・・・・・ずっと続きます・・・・・・。

ではまた次回です。

ポルシェの修理、車検整備はマリオットマーキーズへ!
https://www.porsche-seibi.jp/
tel:03-5600-2710

  • ■BOSCH Car Service
    (BCS)認定ディーラー
  • ■外国自動車輸入協同組合(Faia)
    正規ディーラー 指定工場
  • ■国土交通省
    関東陸運支局認証工場
    第1-10912号 / 第1-11940号
  • ■古物商許可番号
    307739702610
  • ■走行メーター
    管理システム導入店
  • ■財団法人
    日本自動車査定協会
    査定業務実施店
  • ■社団法人
    日本自動車公正取引協議会加盟店

ポルシェ整備相談メールフォーム