このあいだの台風は東京を直撃という事でかなりの大雨をもたらしました。どこも道路が川のようになっていましたね。そんな時に大事なのはタイヤです。
ポルシェ996に限らない話にはなりますが、雨の日に溝が無いタイヤで走行するのは危険度が比べられない程上がります。溝が無い、または少ないとタイヤと路面との間にある雨水を排水する事が困難になり、簡単に言いますと滑り易くなるのは周知の通りですね。特にポルシェ等のスポーツカーはスピードが出る車輌ですので、とても大事です。
また、溝は有っても経年により素材の硬化が始まると、この様にヒビ割れが発生します。こうなると極端に性能が落ち、グリップ力が低下します。これでは晴れていても雨の日に走るのと変わりなくなってしまいます。路面が乾いているからスピードを少し上げても大丈夫という意識になりがちですが、交差点や高速道でスピンしているのを見たり聞いたりしますが、大半はこういった事が原因になります。ネット上で安すぎる値段で販売されている物は、大抵の場合、製造してから年数が経っている事が主です。つまりは溝は有るけど硬化している可能性が大です。購入には気を付けて下さい。
そして更に硬化が進み走行を続けていると、今度はブロック状に崩れてきます。これはもう末期症状ですので危険なレベルになって来ます。即交換ですね。
タイヤメーカーや商品により素材が違いますので、見ために多少の違いは有りますが起こる症状はほぼ同じです。この様になったタイヤで雨の日に交差点を曲がる途中、マンホールが有り・・・・・・・などと考えると非常に寒い感覚に襲われます。
「走る、曲がる、止まる」事が心配無く出来る根源はタイヤであると言っても過言では有りません。定期的にプロの目でチェックをしてもらう事が大事になって来ます。スポーツカーは「活きのいい」タイヤで安全に走行する事が楽しむ秘訣でも有ります。
ちなみに、タイヤには製造年が分かるように表示がされていますので、気になる方はご来店頂いたついでにスタッフへ聞いて下さい。お教え致しますので!もちろん私にも聞いてくださいね!
ではまた次回です。
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