すっきりとしない天気は続いていますが、あと少しの我慢で大好きな季節がやって来ます。楽しみです!
さて今回も996カレラのご紹介です。車検整備でご入庫頂きました。車輌をリフトアップし、下廻りの点検を行いますと激しくエンジンオイルが漏れているのが分かりました。今までは近くの整備工場で車検を通していたそうなんですが、何故か今回は専門店に依頼した方がいいと言われたそうです。理由は恐らくこのオイル漏れのせいと思われました。
エキゾーストマニホールドにまでオイルが垂れている状況です。確かにオイルの焦げた臭いがしているのは分かっていたのですが、まさかここまでとは・・・・・・。もう手におえないと、専門店に行くように促したのだと思います。
オイル漏れはタペットカバーから発生していました。エンジン両バンク共にほぼ同じ状態です。996になってからのエンジンはガスケット(ゴムパッキン)が廃止され、シール剤を塗布してシーリングします。カバーを張り合わせる面だけでなく、取り付けボルトの穴やプラグホール、ソレノイドのシールなどからもオイル漏れが発生するケースが有ります。今回は漏れの量からして、張り合わせ面だと思われました。カバーを脱着し、再シーリングを行います。
その他にも、ティプトロニックミッションからもオイル漏れが発生していますので、こちらも同時に修理します。オイルパンと言われる、ミッション最下部にある「オイル受け」です。
かなりの量が漏れて、方々に広がっています。こちらもオイルパンを外し、ガスケットを交換して行きます。オイルパンを外すと目の前にフィルターが現れますので、この機会に交換をします。ミッションのフィーリングがかなり良くなる事が有りますので、オイルだけの交換では無く、フィルター交換もオススメです。
エンジンとミッションのオイル漏れを修理し、無事に車検の取得は出来ました!ご予算の都合もあり、他にオススメしたい整備の提案は次回となりましたが、オーナー様は気に行っている車輌なのでこれからはしっかりと整備をしていきたいとおっしゃっていました。自分の車のコンディションを知らなかったようで、写真をみせましたら大変驚かれていたのが印象的でした。
ではまた次回です。
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