ポルシェ車検 故障 修理 匠の技ポルシェ整備ファクトリー マリオットマーキーズ

お問い合せはこちら
ポルシェ車検修理トピックス

板金メールフォーム

キャンペーンバナー

ポルシェ 996 アッパーマウント交換

すっかり春めいてまいりました。体もポルシェも調子が上がってくる時期ですね!

さて今回は996です。ポルシェ996 フロントショックアブソーバーを車輌から取り外した状態です。フロントショックはハンドルを操舵する関係上、軸が左右に回されなければならない取り付け方をしています。964・993はアッパーマウント中心にベアリングが取り付けられていましたので、ショックもスプリングも一緒に全部が左右に回転出来る取り付け方がされていました。理由は車高調整式のタイプだからです。スプリング下の皿が回転してしまうと、ハンドルを切るたびに車高が変化してしまう事になるからです。996からはマウントベアリングが無く、アルミのカラーになり、カラーとシャフトは固定状態となります。ですので、ショックのケースが回転する事になります。同時にどうしてもスプリングも回されますので、スプリング上部のアッパーサポートにベアリングを内蔵させています。

photo11

一通り分解が済んだ状態です。黄色い部品は最近見るとボロボロになっている事が多いバンプラバーです。役割はショックが縮みきってシャフトが底好きをさせない為の重要な部品です。

photo12

新しいアッパーマウントとバンプラバー、ダストカバーを組み付けた状態です。これだけで足廻りがリフレッシュしたような雰囲気が有りますね。

photo14

こちらはリヤ側のバンプラバーですが、取り外すのに軽く引張っただけでパックリと割れてしまいました。素材は硬めのスポンジのようなものです。

photo15 (1)

最後になぜフロントのアッパーマウント交換が必要だったかと申しますと、中心のアルミカラー周辺のゴムに大きな亀裂が入っているのがお分かり頂けますでしょうか。これが「フニャ足」になっていた原因です。ショックも軸を中心に綺麗に左右回転する訳では無く、アッパーマウントを少々こじるような(ショックがあおられる)動きになりますので、ゴムブッシュも傷んで亀裂が入っているのを良く見かけるようになって来ました。

photo15 (2)

 

それではまた次回です!!

ポルシェの修理、車検整備はマリオットマーキーズへ!
https://www.porsche-seibi.jp/
tel:03-5600-2710

  • ■BOSCH Car Service
    (BCS)認定ディーラー
  • ■外国自動車輸入協同組合(Faia)
    正規ディーラー 指定工場
  • ■国土交通省
    関東陸運支局認証工場
    第1-10912号 / 第1-11940号
  • ■古物商許可番号
    307739702610
  • ■走行メーター
    管理システム導入店
  • ■財団法人
    日本自動車査定協会
    査定業務実施店
  • ■社団法人
    日本自動車公正取引協議会加盟店

ポルシェ整備相談メールフォーム