車内を快適な空間にしてくれるのに欠かせない機能がエアコンです。ですが最近の車は電子制御化が進み簡単には診断ができません。昔であればコンプレッサー のON・OFFなど目視で確認できましたが、近年の車は常にONになっており内部で切り替えを行っています。診断するにはテスター完備が大前提であるとと もに、各センサーからの信号、実測値を把握しながら故障個所を導き出せるノウハウ・技術が必要になります。
エアコンは我慢すれば乗れると思っていませんか?「カーエアコン」が故障しているクルマで移動すると熱射病の危険性があります。外気温が高くない時期でも、室内は危険です。また雨や雪の日に曇ってしまったガラスのままの状態では、視界不良や、拭きあげるのに気をとられてしまい、事故等に繋がる危険性があります。 「カーエアコン」というと、夏の暑い時期に使用する「クーラー」としての機能を思い浮かべると思いますが、実は「エアコン」は「エアーコンディショナー」というだけあって、ほぼ一年を通して酷使しているのです。
家庭用のエアコンと車のエアコンは基本的に原理は同じです。しかし家庭用でクーラーガス補充はあまりないですよね。では、何故車の場合は補充などが必要になるのか?答えはこうです。車のエアコンは、各パーツを車輛に取り付ける為のつなぎ目がたくさんあり、常に振動などの悪影響下に置かれています。そのため、どうしても配管のつなぎ目や飛び石などの原因でコンデンサーなどに損傷を受け、ガスが漏れてしまいます。だから「ガスが減った」=ガス漏れなんですよ! 定期的に補充して乗るのではなく、根本的な箇所を修理をするのはもちろん、シーズン中に突然効かなくなった等トラブルを防ぐために定期的な点検と確実な修理を行いましょう。
いまいち効きが悪い、定期的にガスを補充している、異音などエアコンのトラブルなら何でもご相談ください。